こんにちは。ロキ♂です。
今回は精神疾患などで休職するか悩んでいる方や休職ってどういう手続きが必要なのか興味のある方に向けてお話していこうかと思います。
具体的な休職方法や休職中のお金はどうすればいいのかなど、タイトルにある内容は全てお話します。
「会社に行けない。頭痛が尋常じゃない。(;o;)」
というような時に、
軽い症状ならともかく、症状が重い時に我慢しながら出勤したり、通院しながら働き続けるのは賢明ではありません。
悪化する可能性が高いからです。できれば環境を変えることをオススメします。
働きながら転職活動をするのもよいですが、重い鬱になってしまった場合は、休職して体調を整えてからじっくり考えましょう。
まず、大事なことは自分の症状がどの程度重いのかをしっかり理解することです。そうすることで今後のやるべき行動が明確になってきます。
なお、どの程度症状が重いのかを調べる方法に関しては、「メンタルは弱いのか。うつ病の症状を知る。日常生活での体調の波を分析。」を参考にしてみてください。
目次
なぜ休職したくてもできないのか。

それでは、
これからみなさんの心配ごとを一つずつ潰していきます。
心配ごと、ありますよね?
私はめちゃめちゃありました。
「不安不安…。こんな自分が嫌い、、、。おぉおぉおお!」
(心の叫び。)
では、よくある心配事についてお話します笑。
●仕事に責任があるので、自分だけが休むわけにはいかない。まわりに迷惑をかけたくない。 ●収入が止まってしまうと、経済的に厳しい。傷病手当金とは。 ●休んだところで、復職できる自信がない。休んで転職したい。 |
それぞれについて説明してきたいと思います。
仕事に責任があるので、自分だけが休むわけにはいかない。
今の仕事に責任があって、自分が休むわけにはいかないという精神的負担についてですが、
あなたは仕事を休んで会社を潰す自信はありますか?
たしかに、あなたがそれなりの役職であれば会社は焦るはずです。
しかし、これは会社にとってはチャンスです。会社でストレスが積み重なったとなると、会社も反省して環境を変えていかないといけないと気づいてくるからです。
これほど、会社の為になることはありません。
そして、それなりの役職だろうが、普通あなたが休職したことが原因で会社は絶対潰れません。
同様に、身近な人に迷惑がかかるのが気がかりだという方。たしかにそうかもしれません。
しかし、それで我慢をして自分を潰し、さらに状況が悪化したとしましょう。
今より、さらに迷惑をかけることになります。
そして、その身近な方への一時的な責任や潰れることのない会社に自分の生涯や命の全てを捧げるつもりでしょうか?
あなたは自分自身をまずは大切にしてあげましょう。
自分を大切にできなければ、真に人を大切にすることなんてできません。
収入が止まってしまうと、経済的に厳しい。傷病手当金とは。
次に2つ目のお金のこと。
1番良いのは貯金しておくことですが、あまり貯金が無かったとしても、きちんと診断してもらい休職すれば傷病手当金がでます。
額は給料の3分の2程度です。
ただし、会社の社会保険料の支払いがあるので、それを差し引いた分が生活費に当てられます。さらに、審査期間等がありますので、1〜2ヶ月ほど遅れて支払われます。
そのため、そのつもりで計画しておいた方が良いでしょう。
奨学金などがある場合は延長手続きもできます。
基本的には家族の元で休養するなど、休職中に適した環境に移りましょう。独りは経済的にも精神的にも危険です。
同じような病状の方や経験者が集まる会もあるみたいです。独りで悩むことだけは避けましょう。

休んだところで、復職できる自信がない。休んで転職したい。
では、最後に3つ目の休んだ後のこと。
復職できそうか否かは休職してから考えるべきです。症状が重い場合は治療が最優先です。
とはいえ、その後の会社での人間関係に耐えられるかどうかは本人にとっては死活問題です。
しかし、復帰しても、まわりはそれほどあなたが休職していたことに興味はありません。
むしろ、我慢して治療しないで苦しんでいるほうが目立つことになってくるでしょう。
ですから、休職して治療に専念してから、同じところでまた働きたいという意思が強いのなら復職をすれば良いでしょう。
では、休職中に転職活動をしてもいいのかというと、
すぐに行うのは問題ですが、療養に専念して元気になってくれば、治りきっていなくてもリハビリになるので、むしろ良いことです。
無理に復職するよりも安全でしょう。
会社のストレスが鬱などの原因ならば、転職活動時に鬱であることを伝える必要はありません。
生活リズムが整い、環境が変われば治る可能性がグッと上がるからです。
ただし、なんらかの行動を起こすのはほぼ治ってからか、治りかけでリハビリ期間中にしましょう。
そこまで改善してくれば治りかけているので、転職活動中に鬱であったことを伝える必要はありません。
実際には再発防止時期です。
例えばぎっくり腰になったが、じっくり休んで歩けるようにまでなったとします。
しかし、腰痛は再発しやすいので腰痛持ちにはなるかもしれません。
ところが、転職活動で、ぎっくり腰になったことがありますと伝えますか?
そもそも憲法に職業選択の自由があります。
ただし、再発防止時期であるということを本人は忘れてはなりません。
重度の鬱であった場合は転職しても、また同じ症状になりやすい可能性は高いからです。
そして、治すのに焦るのではなく、どう付き合っていくか。
付き合いながらどのように働くか。向き合いながら考えなければなりません。
会社と自分、お互いのためにもまずは自分を優先して行動しましょう。
以下にお勧めの転職サービスのリンクも載せておきます。
キャリアコンサルタント以外に心理カウンセラーが在籍しており、仕事においてメンタルで問題を抱えた方(それがきっかけで離職した、転職したい方)をサポートできる体制となっています。
面接会場や求人エリアが限られている点(1都3県+札幌市内)、数多くの求職者のサポートが出来ない点がデメリットですが、その分個別サポートは丁寧に対応してくださります。
なお、転職に関する基本的な注意事項等をまとめた記事のリンクも以下に紹介しておきます。
休職の進め方とその注意点。

それでは、具体的に休職するまでの流れについてお話いたします。
休職するまでの流れ。
休職するには、まず治療に専念したいという意図を会社かお医者さんに伝えます。
会社に伝えづらい場合は先にお医者さんに伝え、長期の治療が必要であるという診断書を予めもらっておきましょう。
ちなみに私は、すでにお医者さんに診断書を時々もらっていた状況だったので、先に会社に休職の意図を伝えました。
すると産業医との面談を勧められ、そこでも休職の意図を伝えました。その後、長期療養が必要との診断書をお医者さんにもらい、会社に提出しました。
とはいえ、
心療内科や神経科などのお医者さんから、先に相談した方がスムーズかもしれません。
この時に注意することは、診断書をつくるとかなり費用が高くなります。おそらく5千円ほど。
ですので、症状が重い場合やがっつり休みたいという場合は、
「三か月の治療が必要」など、早い段階から長めの期間を設定してもらいましょう。
大抵のお医者さんの場合、しっかり相談にのってくれます。
合わないと思ったら、迷わず別のお医者さんに変えましょう。
会社に伝える際は
鬱や精神疾患は再発生があり、放っておくと危険な病状ではあるが、生活環境を整えて療養に専念すれば治る病気でもある、ということをしっかり伝えます。
あとは、休職届を提出すれば基本的には会社が手続きしてくれます。
会社によっては会社の産業医にも診てもらうように言われるので、そこの面談でも休職が必要だという意図を伝えましょう。
そして、もう一つ重要なことが会社の社内規定を見ておくことです。
会社にもよりますが、たいていの場合は勤続年数によってどのくらいの期間、休職できるかが異なります。その点はしっかり確認しておきましょう。
休職が決まれば、後は郵送でのやり取りでも大丈夫です。
基本的には診断書か傷病手当の手続きが月に1度程度あります。
傷病手当金申請の手続き。
傷病手当の手続きに関しては、まず書式を会社にもらいます。
その書式に(1)自分が記入する欄を記入し、次に心療内科を訪れる際に(2)お医者さんが記入する欄を記入してもらいます。
この時に、申請する無収入となる療養期間を確認しておきましょう。
その期間分の手当金が支払われることになります。
最後に、(3)会社記入欄がありますので、その書類を会社に郵送します。
その後の手続きは基本的に会社でしてもらえます。
これで完了です。不備がなければ、郵送してから1~2か月後に手当金が振り込まれます。
やっていると多少は保険の勉強になります。
休職中の会社との接し方。
会社によっては、休職中、毎日連絡することを迫ってくることがあります。
このことについてもお話したいと思います。
はっきり言って、休職者にとっては良い迷惑です。
なぜなら、プレッシャーになるので、治りかけてきてもそれをリセットする行為だからです。
連絡を迫ること自体、傷口を開く行為です。
ですが、会社側もほとんどの場合、本当に心配しています。
そして、連絡を無視し続けてしまうとあなたの家族や親族に電話がいく、もしくはあなたの家に直接訪れてきます。
では、どうすればいいのか。
メールでもいいので、やはり無視をしない方がいいです。
そして、病状を理解してもらうのが良いでしょう。
例えば
予め、「症状が辛いときは声も出せず、意識も遠のくので、電話ができない日もあります。その時は申し訳ございませんが、メールで連絡させていただきます。」と伝えましょう。
そして、できれば電話は週に1回にしてもらうなど、事情を説明しておき、手は打っておきましょう。
ここは辛いとは思いますが、退職はまだする気はないというのであれば、出来る限り心配のかけない方向で手を打つのがよいです。

ただし、会社側があまりに理不尽な対応であれば、無理して会社に所属し続ける必要はありません。
このように「もう耐えられない。退職したい。」という方もなかにはいらっしゃるかと思います。これも選択肢としてあるのは当然でしょう。
また、このような際には退職代行サービスを使うのもありです。
事務手続きなども面倒だし、ノーストレスで退職したいという方には非常におすすめです。
実際にこのようなサービスを使うことで次の仕事などの準備に集中できるようになるのは大きな利点でしょう。
他にも多くの利点があり、おすすめです。
詳しくはリンク先を参照ください。厳選したものを貼っておくので比較検討に役立ててみてください。↓


如何でしたか?
休職までの手続きは何故かすごい労力に感じます。それは責任感であったり罪悪感であったり、様々な要素があります。
ですが、実際には休職の手続き自体はそこまで難しくはありません。
むしろ活動することで生活を整えるリハビリになり、しかも落ち着いたらスッキリします。
まずはあなたにとって居心地の良い環境で治療に専念しましょう。
この記事を読んで、少しでもあなたの助けや勇気になれば嬉しいです。
ちなみに私は、辛い時に味方になってくれる漢方やサプリメントの利用も試みました。行動に移すとき、必ずあなたの味方になってくれます。
気になる方は以下の記事を見てみることをお勧めします。↓
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