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CBDオイル・製品の輸入や通販での購入の前に、日本で確認すべき法律、安全性、品質について。


こんにちは。ロキ(@rokiroki_univ)です。

今回はCBD製品の正しい選び方や粗悪品の見抜き方についてお話します。

同時に、購入する前に必ず理解すべき注意点を説明します。

今回の内容を読めば、品質の確認方法についても理解が深まるはずです。


では以下の順にお話していきます。

今回の内容
●CBD製品を購入する前に確認するべき品質の項目。
・CBD製品の品質を確認する際に必要な2段階のステップについて。
・含有成分量の記載、殺虫剤、防腐剤、菌、重金属の有無について。

・原材料におけるヘンプとは。日本で購入する際に注意しなければならない理由。
・原材料、抽出方法、ラベル表記、添加物について確認する。

●実際に販売されているCBDオイルを例に品質・安全性などの各項目を確認していきます。
ロキ
よっしゃ、買うか。ポチッと…。楽しみや。
ピロ
大丈夫?ちゃんと品質は確認したの?
ロキ
え?何がや?大丈夫やろ。だって日本で販売してんねんから、それなりにちゃんとしてるやろ?

……

ロキ
なんか、気分悪いなあ…。CBDのせい?かはわからんが、そういえば、あのメーカーあんまオイルに関してのデータ載せてなかったわ…。
ピロ
ほらあ…。安全に使用するために、安心できる情報を公開してる製品を選びましょ。

CBD製品を購入する前に確認するべき品質の項目。

日本で購入する際に、最も大切で神経を使うのは以下の二つの項目があります。※2020年時点での法律をもとにしています。

・大麻(ヘンプ)のどこの部位が使われているか。

・THCの含有量はどうか。

これらは品質というよりかは日本の法律に触れないか否かと言ったほうが正しいかもしれません。

大麻(ヘンプ)のどの部位が使われているかに関しては、日本では大麻取締法により、成熟した茎や種子の部分に由来する製品のみしか利用できないため、以下のようなチェックが必要です。

1.購入元の(海外の)サイトをチェックして成熟した茎や種子を使用した製品を扱っているか確認。使用した原料において、whole plantやaerial partとのみ記載されている場合はアウト。

2.仲介業者にもそうであるかの確認を行い、その問い合わせたデータなどを証拠として残しておく


THCの含有量については以下の通りです。

1.THCの含有量は購入元の(海外の)サイトをみて実際に購入しようとしている製品の最新の成分分析表を確認し、問題なければ購入。

2.念のため、購入後にLot番号[バッチ番号]を確認し、再び購入元の(海外の)サイトをみて、それに該当する成分分析表と照らし合わせて確認。


とはいえ、確実なのは実際に購入元の(海外の)会社に問い合わせて証拠となりうるものを提示してもらうことでしょう。

CBD製品の品質を確認する際に必要な2段階のステップについて。

信頼できるCBD製品を扱っている業者を見つける為には、2段階のチェックポイントがあります。

まず第1段階めは以下の点を確認することです。

・原材料と栽培状況

・抽出方法

・ラベル表記

・添加物などの情報


これらの点については後ほど詳しく説明します。


含有成分量の記載、殺虫剤、防腐剤、菌、重金属の有無について。

2段階めは、基本的に検査ラボのテスト結果が必要な以下の項目について明記されてあるかを確認します。

成分含有量 (組成などの分析法はHPLCやGCが基本)
カンナビノイドのそれぞれの質量%・含有比率を確認。計算してCBDの含有量がラベルの値と遜色ないかを確認。※カンナビノイドとは大麻種に含まれる重要成分のことで、THCやCBDなどもカンナビノイドです。


・殺虫剤と防腐剤 (農薬)
製品の分析証明書にて、nd (not detected) 「検出されず」、であれば合格。


・微生物 (菌、カビ、バクテリア)
製品の分析証明書にて、規定量以下であれば合格。


・重金属
製品の分析証明書にて、nd (not detected) 「検出されず」、であれば合格。


・溶剤
有害なものは製品の分析証明書にて、 規定量以下もしくはnd (not detected) 「検出されず」、であれば合格。


テルペン (分析法はGCが基本)
低分子量のそれぞれの化合物の含有比率を確認。GCは200〜300度に加熱することで気化させて分析するため、沸点の高い化合物は正確に検出されない。また、熱に弱い成分は変形もしくは分解して検出される可能性あり。


殺虫剤、防腐剤、有害な微生物、重金属、有害な溶剤に関しては、混在していないことをしっかり確認しましょう。


これら品質においては、上記の項目が分かる、第三者機関によるラボのテスト結果を実際にメーカーに問い合わせて見せてもらうのが最も確実です。

ですが、問い合わせまでしなくても、嘘偽りない製造業者であれば情報を公開しているので、確認する方法はあります。





では、後回しにしていた前述の1段階目について、これから詳しく説明していきます。その後、実際の製品を例に2段階のステップをチェックしていきますので参考にしてください。

その前に、なぜ私たちが注意して商品を選ばなければならないのかについて簡潔にお話します。

原材料におけるヘンプとは。日本で購入する際に注意しなければならない理由。

原材料がマリファナかヘンプかに関しては重要なので詳しくお話します。

大麻種の中でもマリファナとヘンプは区別されており、ヘンプは産業用に栽培されてきた大麻種で、精神作用のある規制物質THCの含有量が極めて低いものです。

最近(2018年)、アメリカの連邦政府がヘンプ栽培の合法化を認可したため、今後はヘンプ由来のCBD製品が増えていくと考えられます。

ところが、マリファナとは異なりヘンプはカンナビノイドの含有量が少ないという問題点があります。すなわちCBDの含有量も少なくなっています。

さらに、ヘンプの茎に含まれるCBDは葉や花穂に含まれるものよりも少なく、微量なため、葉や花穂が使えないとなるとCBDの抽出には膨大な量のヘンプが必要となってしまいます。

これは、産業用に大規模ヘンプ農場で栽培されたものが、CBD抽出物の原料に使われやすいということを意味します。

そして、日本では現在(2019年末)、大麻種の葉や花穂に由来する製品は違法です。つまり、合法的に購入できる製品は茎や種子から抽出された製品しかありません。

なお、マリファナもヘンプもカンナビス・サティバ・エル(大麻草)に属し、日本ではいずれも同様の規制となっています。


海外では産業用ヘンプの製造過程で残った残留物をCBDの抽出に使い回している場合があります。

産業用に栽培したヘンプには、もともと生物の体内に吸収されることを考慮していない為、有害な工業用の殺虫剤などが使用されていたりします。

大麻種は土壌中の成分を根から吸い上げるため、こういったヘンプは周囲から取り込まれた殺虫剤や重金属、カビ、細菌に汚染されていることがあるのです。

CBD抽出にこのようなヘンプが大量に使われ、その結果、有害物質が残存しているCBD抽出物をヒトが口にするとなると、その健康被害は計り知れません。

2019年現在、国によって規制が無かったり、規制が統一されておらず混沌とした状態であったりと、まだまだ安全であるとは言えません。

実際に、市場に出回っている大半のCBD製品のラベルが不正確であったりと、嘘を隠しているような状況が横行しています。

もちろん、CBD製品の製造のためにヘンプを栽培するようになった企業や著名で信頼のできる製造業者なども在りますが、いまだ消費者側の私たちは細心の注意を払って、CBD製品を選ばなければなりません。

特に日本でCBDを購入する場合は、先述したようにヘンプの茎での抽出物が求められるため、CBD製品が産業汚染されている危険性が高いのです。

原材料、抽出方法、ラベル表記、添加物について確認する。

1段階めにチェックすべき項目の原材料抽出方法ラベル表記添加物などについては、その商品のホームページや広告・宣伝などの資料、購入した商品ラベルなどを確認すればわかります。

ただし、表記が曖昧であったり、誤っている可能性もあるため、最終的には先述の2段階目のラボ試験のテスト結果が重要になってきます。

とはいえ、わざわざ毎度ラボ試験結果を探索するのは面倒です。ですので、信頼のできる仲介販売業者やメーカーを初めは注意深く探して、見つけたら基本的にはそこを通してやり取りするようにしましょう。

ただし、それぞれの項目は常にチェックするべきなのでチェック項目は理解しておきましょう。

原材料と栽培状況について

1.マリファナかヘンプか。
ヘンプについては上で説明した通りです。

2.どこの国でどのように栽培されたか。

3.どの部位が使用されたか。
「地上部」と表記されてる場合、それは全草を指しますが、「地上部(種子・茎)」となっている場合は種子や茎を指します。

抽出方法

チェックするのは、どのような方法で何を使って抽出したか。その技術力はどうか。ということです。

方法については以下に分類されます。

化学的な抽出方法
※下のおすすめ度は私の個人的な見解です。用途・目的によっても変わるので正しい知識を身につけて判断するのが大切です。

1.エタノールなどのアルコール抽出 (おすすめ度★★)
アルコールは抽出能力の高い溶剤で、多くの有効成分が抽出できます。エタノールによる抽出は効率が良く、後述の炭化水素化合物による抽出よりも人気の方法です。ただし、苦みのある化合物まで抽出されたり、その後の精製で利用した溶剤も含めて微量の残留溶剤が残りやすいということもあります。

2.超臨界CO2抽出 (おすすめ度★★★)
CO2(二酸化炭素)は無害であり、炭酸飲料にも使用されています。さらに、簡単に除去できて残留することがありません。超臨界CO2抽出ではCO2の圧力と温度を変えることでCO2への溶解度が化合物ごとに変化するため抽出物における化合物の量を調節できるのも利点です。技術力があり、比較的規模の大きい製造会社が好んで用いています。

3.ブタン・プロパンなどの低沸点炭化水素化合物による抽出 (おすすめ度★★)
ブタンなどは比較的安価で、好ましくない水溶性化合物を抽出しないという利点があります。テルペンなどの化合物を多く取り込めるということもあります。しかし、ブタンなどは人間にとって有害なため、敬遠される傾向がありますが、残留はしにくい物質です。念のため、検査ラボのテスト結果はしっかり確認しておきましょう。


その他、機械的な抽出方法
溶剤不使用の抽出方法で、きめの細かいフィルターでふるいにかけたり、熱や圧力を加えて抽出するなどの方法があります。

ラベル表記

1.CBDの含有量が明記されているか。
「ヘンプ抽出物」、「植物性カンナビノイド」、「ヘンプ地上部」などという成分が曖昧なラベル表記のみは危険。CBDという化合物が何mgかを確認しましょう。

※基本的に「ヘンプオイル」や「ヘンプシードルオイル」は「ヘンプ抽出物(ヘンプエキストラクト)」とは異なり、CBD製品ではありません。
ヘンプオイルやヘンプシードオイルはヘンプの種子を抽出したもので、CBDは含まれておらず、オメガ脂肪酸などを豊富に含むもので、CBD製品よりもずっと安価です。


2.その他、原材料や製造年月日、バッチ番号などもラベルに記載されているか。

添加物などの情報

1.希釈剤はなにか。
例えばプロピレングリコールやポリエチレングリコール、ベジタブルグリコールなどの希釈剤・溶剤は、それらそのものには発癌性は無いと言われていますが、燃焼させると発癌性を持つ化合物になり、使い方によっては危険だとの指摘もあります。

2.添加したテルペンなどの情報。
合成されたものか、植物由来かを確認できるとより安心です。合成だとその過程で何らかの有害な化学物質が使用されていることはほぼ確実なため、品質検査のしっかりしているメーカーなのかが特に重要です。

実際に販売されているCBDオイルを例に品質・安全性などの各項目を確認していきます。

今回は私が実際に購入して使用したことのあるメーカーの商品:pharmahemp社のCBDオイルを例に説明していきたいと思います。

pharmahemp社の製品は2019年当時の時には「麻の成熟した茎と種に由来する製品」だとサイトなどに明記されていましたが、2020年のリニューアルでは原材料の詳細が変わっている可能性があります。詳しくはリニューアルされたサイトを参照ください。また、THC含有量についても、製品により差があるのでご確認ください。個人輸入などで購入する際は自己責任でお願します。なお、楽天などにある仲介業者に確認を取るのもありです。

ただし、以下に説明する過程など自体はCBD製品を購入する際などに役立つので、是非参考にしてください。


まず、1段階目に確認すべき項目を見ていきましょう。

私が利用した、楽天の、ある仲介業者の広告資料はpharmahemp社が提供する情報に由来しており、原材料と栽培状況および抽出方法が以下の内容で明確に記載されていました。(2019年末時点)

・原材料と栽培状況


1. 原材料はヘンプ(産業用麻)
2. 栽培地はヨーロッパ(スロベニア)
3. 成熟したヘンプの種と茎のみを使用

・抽出方法

1. 抽出方法は超臨界CO2抽出


続いてラベル表記について確認します。※下の写真を参照

・ラベル表記

1. CBDの濃度および含有量
2. メーカーと栽培地
3. 製法とTHCに関する情報
4. バッチ番号とバッチ番号から分かる製造日
5. 使用期限

が実際に製品のラベルに明記されていました。

上の写真のように、実際に購入したpharmahemp社の6.6%CBDオイルのラベルを確認したところ、10mlでCBDの含有量が660mgで6.6%濃度だと明記されていました。

さらに、製造に関わったのはpharmahemp社、栽培地はスロベニアであることを示す表記があります。

また、製法についてはフルスペクトラム製法で、抽出法は超臨界CO2抽出であり、THCの含有量は0.05%未満であることが記されています。(※フルスペクトラム製法ではTHCの含有量を低くするのが難しいため、日本の法律に合わせた対応などをメーカーがやめている場合はフルスペクトラムを避けた方がいいかもしれません。)

下の写真のようにバッチ番号(製造ナンバー)なども記入されており、このナンバーから製造日はおよそ2019年の2月6日頃だと予想できます。使用期限も明記されています。↓


・添加剤などの情報


1. オリーブオイルで希釈
2. 天然由来成分が豊富なフルスペクトラムの製品


以上の点から1段階目の確認すべき事項を確認できました。

さらに、製造会社のラボのホームページにおける紹介動画にも、品質に関する情報に触れています。↓




続いて、2段階目の、ラボ試験のテスト結果が必要な品質に関する項目をみていきます。

実際に仲介業者に直接確認を取ったところ、品質などは製品分析証明書(CoA)や安全性データシート(MSDS)に基づいているとの確認がとれました。

そのうえで、完全無農薬で、除草剤、殺虫剤、殺菌剤、重金属などは一切含まれていないと報告しています。

カンナビノイドの成分量比率に関してはpharmahempが情報を公開しており、今回の例に用いた6.6%CBDオイルだと以下の図表のようになります。↓ ※引用はPharmaHemp社のHPより。



また、希釈剤(溶剤)はオリーブオイルであり、無添加だと明記されていました。

これで2段階目のチェック項目も確認できました。



pharmahemp社はこのように安全性に関する情報に容易にアクセスできるため、少なくとも品質においては信頼性の高い製造業者であると言えるでしょう。

実際に、製造会社のラボのホームページを見るとわかるように、成分の検査を依頼できるオープンな状態であることがわかります。

ただし、2019年の時点では問題ない旨の記載がありましたが、その後、日本の法律に合わせた対応をとり続けているかどうかはわからず、臨機応変に対応しているかもしれませんので直接輸入はあまりお勧めしません。

また、フルスペクトラム製法ではTHCの含有量を低くするのが難しいため、日本の法律に合わせた対応などをメーカーがやめている場合はフルスペクトラムを避けた方がいいかもしれません。

なお、価格的に考えると高いように思うかもしれませんが、しっかりとした完全無農薬の栽培状況や、超臨界CO2抽出のような技術が必要でコストのかかる安全性の高い抽出法の利用、適宜行われる分析による念入りな品質チェックなどを考慮すると、現状においては妥当な価格であり信頼性も高いと言えます。

逆に、価格が安いからと言って安易に購入するよりも、安全でしょう。相場を知ることも大切ですが、抽出方法(製造法)や栽培方法など様々な要因で価格は変わるため注意が必要です。





いかがだったでしょうか。

現状、CBD製品を購入する際には私たち消費者がしっかりとした知識を身につけ、対応していかなければなりません。

今回の記事に関しても身につけた正しい知識に基づいて、取り入れるか取り入れないかを判断していきましょう。

正しい知識を身につければ、きっとあなたに合ったCBD製品を見つけることができると思います。

今回の内容がその助けになれば幸いです。
また、一緒に学んでいきましょう。

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ここまで見ていただきありがとうございました!

参考書籍。