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CBDオイルを塗ると腰痛・頭痛・肩こりに効果あり。自作のCBDバームと比較してみた。


こんにちは。ロキです。


なんとなく直接CBDオイルを皮膚に塗るのに抵抗がある人も多いかと思います。

今回はCBDオイルを直接皮膚に塗ってみた時の効果と感想をお話していきたいと思います。

今回の内容
●CBDオイルの舌下投与のみでは効果はどうだったか。

●CBDオイルを直接皮膚に塗ってみた。その効果について。

●CBDオイルの直塗りの効果に対するまとめと感想。

●【塗るCBD】自作のCBDバームとの効果の比較。

●皮膚疾患に対する塗るCBDや塗るカンナビノイドの有効性は有望です。


私はアレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、頭痛、腰痛、肩こりなどに悩まされていました。

CBDは皮膚炎や肩凝り・腰痛・筋肉痛などの緩和にも効果があると考えられており、塗る方法も有効だとされています。 

今回はこれらの症状にCBDオイルの塗布がどのような効果をもたらすかを検証してみました。

もちろん、効果や体感には個人差があるのでご理解ください。ただし、リアルな体験として参考になるかと思います。


なお、他にもニキビや日焼け予防にCBDは効果があるとされています。

※実践する際は全て自己責任の上で行ってください。

CBDオイルの舌下投与のみでは効果はどうだったか。

普段、私は6.6%濃度のCBDオイルを舌下投与で利用していました。

詳しくは以下の過去記事を参照ください。

CBDオイルを使ってみた。その効果・副作用や使用前後での比較について。

不眠症・睡眠障害や不安・うつがCBDオイルで改善されました。


舌下投与でCBDオイルを利用していたのは、不安やうつ、睡眠障害に悩まされていたからです。

その一方で、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、頭痛や腰痛、肩こりなどにも悩まされていました。

ちなみに舌下投与の1ヶ月半の継続では、皮膚炎や痒みはあまり改善されませんでした。

また、肩こりなどに関しても改善しているのか、因果関係があるのか、不明でした。

これはあまり効いていないか、もしくは異なる用量などで継続が必要だったのかもしれません。用量が少なすぎた可能性があります。


一方で、そもそも塗る方が効果を実感できるのではないかとも思っていました。

そこで、まずは直にCBDオイルを塗る方法に注目しました。

なお、今回直塗りに利用したオイルも以下の6.6%濃度のCBDオイルです。↓

CBDオイルを直接皮膚に塗ってみた。その効果について。

CBDオイルを直接、患部に塗ってみて得られた効果について結論から言います。


まず、頭痛や腰痛・肩こり・筋肉痛には効果てきめんでした。

これはかなりの驚きでした。

なぜなら、期待を大きく裏切るレベルで効いたからです。オイルを塗った瞬間にすぐ効果を感じました。

一方で、皮膚炎やかゆみに対しての効果は微妙でした。※おそらく個人差あり。

頭痛でCBDを塗る際の塗り方とその効果について。

後頭部が重い頭痛の時に、首の後ろから後頭部の間あたりにオイルを1〜2滴ほど塗ります。

これで頭が軽くなりました。痛みも明らかに緩和しました。

鬱や過眠で起こる頭痛にも効果があり、鬱症状も緩和されたように感じました。

塗り方について。指にオイルを1滴のせて、患部でのばして塗ればオッケーです。2滴目も同じです。

案外1滴でも延ばせば広い範囲に塗ることができます。

なお、濃度が濃いと刺激が強い可能性があるので、最初は薄めてからの使用か薄いオイルの使用がよいかもしれません。

※CBDバームも有効です。バームの場合も同様に後頭部に塗ります。CBDオイルを使ってCBDバームを作る方法は前回の記事で紹介しています。

腰痛・肩凝り・筋の痛みでCBDを塗る際の塗り方とその効果について。

痛みなどがある部分にオイルを1〜2滴ほど塗ります。

痛みが明らか緩和し、カラダが軽くなります。

腰痛や肩こりなどいずれにもよく効き、整体でほぐしてもらったかのように軽くなりました。

塗り方は頭痛の場合と同様です。注意事項も頭痛の場合と同じです。

皮膚炎やかゆみでCBDを塗る際の塗り方とその効果、および利用する際の注意について。

塗り方は頭痛や腰痛の場合と同様です。

効果に関しては前述のとおり、あまり感じられませんでした。

6.6%濃度オイルの直塗りは刺激が強い方だと思うので、皮膚炎になりやすいデリケートな部分には適していないかもしれません。

とはいえ、いろんな濃度を長期的に試したわけではないし、個人差のある部分でもあるので一概に悪いとも言えません。

ただし、アレルギー反応も他の物質と同様に起こりうるので、デリケート部分に関しては、薄めたオイルやCBDバームなどから始める方がよいかもしれません。

CBDオイルの直塗りの効果に対するまとめと感想。


結局、CBDオイルの患部への直塗りが良いか否かは、CBDオイル濃度とその用途、あなたの体質や状態によります。

また、効果が薄い場合は高濃度オイルの直塗りはコスト的にもったいないです。

一方で、肩こりなど筋肉の緊張をほぐす効果は非常に有益に感じたので、特に急性の筋の痛みや腰痛、頭痛には直塗りもありかと思いました。


なお、「塗るCBD」は激しいスポーツをしている時にも有効性を感じており、今では運動をする時にはバームを持ち歩いてます。

普段はCBDバームを使い、運動後の辛い痛みなどに対してはオイルの直塗りをしています。

最近の臨床研究報告例

CBDが筋肉の緊張をほぐしたり、痛みを緩和させたりすることを示す研究論文も最近報告されていました。


例えば、筋膜痛に対するCBDの筋弛緩効果の効率評価を目的とした研究において、患者の咀嚼筋の状態が改善されたという結論を報告した論文がありました。
参考)J. Clin. Med. 2019, 8(11), 1886.
https://doi.org/10.3390/jcm8111886

また、以下の論文ではCBDが痛みや寒さ、かゆみを有意に軽減したと報告しています。
参考)Current Pharmaceutical Biotechnology 2019.
doi: 10.2174/1389201020666191202111534


なお、どんな症状でも少し良くなったなと思ったら、高濃度オイルでなくCBDバームや濃度の低いオイルに変えていくなどとした方がよいかもしれません。

ただし、基本的には低い濃度から少しずつ濃度を上げていく方法が推奨されていますので、留意してください。

高濃度の方が効く人や、痛みがひどい人には6.6%程度のオイル直塗りが効果を実感できるかもしれません。

とはいえ、あまりにデリケートすぎるところは避けた方がいいでしょう。

※実践する際は全て自己責任の上で行ってください。

【塗るCBD】自作のCBDバームとの効果の比較。

今回比較するCBDバームは前回の記事「CBDバームの作り方とその効果。」で取り上げたものです。

頭痛や腰痛・肩凝り・筋肉痛に対しては、自作のCBDバームでも明らかに有益な効果がありました。

オイル直塗りよりも、効果は弱くなりますが持続性はバームの方が高いかもしれません。

また、オイルの直塗りと比較して、ニオイやオイルのベタベタが気にならないことが大きな利点です。

さらに、刺激も弱いためアレルギー反応も起こりにくいと推測できます。しかも、オイルよりも手軽で使い勝手が良いです。

そのかわり、効果はかなりマイルドです。

つまり、オイル直塗りとバームの使用は互いに一長一短があるといった感じです。


CBDバームはCBDオイルがあれば自分で作れるので試してみてください。濃度も自由に決められてオススメです。

※CBDオイルを使ってCBDバームを作る方法は、先程もリンクを貼りましたが、「CBDバームの作り方とその効果。」で紹介しています。


一方で、皮膚炎や痒みに対しては、初期はなんとなく効果を感じられましたが、1週間ほどの継続では顕著な回復はみられませんでした。

長期ではどうなっていたかわかりませんが、保湿剤やかゆみ止め、ステロイド系の使用の方が現実的に感じました。

ただ、個人差はありそうです。そして、自分に合った濃度と柔らかさを見つけるのも大切です。

なお、試したのは比較的デリケートな部分で、顔や首、曲げる関節部分、手首、足首などです。


個人差があるかもしれないということ以外にも、一概に効果がないとは言いきれない理由があります。

CBDの関わる受容体が皮膚にどれくらい豊富にあるかは部位によるので、効果が現れやすい部分とそうでない部分があるといえるからです。

このことは専門的ですが、非常に重要なことなので頭に入れておくと良いと思います。

CBDの関わる受容体は、皮膚において、毛の生える部分や皮脂が分泌される部位、汗が分泌される部位に多いと考えられています。


比較した結論としては、デリケートな部分においてはCBDオイルの直塗りから試すよりも、CBDバームから試していく方が無難かもしれません。

ですが、腰痛や頭痛がほんとに辛いという場合は、オイルを軽く塗ってみて、まず効能の感覚を知るのは良いかもしれません。

ただし、デリケートな部位に対する使用には注意しましょう。皮膚炎やかゆい部位では特に注意です。

また、アントラージュ効果を期待できることからCBD単体よりも大麻エキスなどの方が本来は効く可能性もあります。

もちろん、使用はできませんが、科学的には興味深いものです。「アントラージュ効果とは。

皮膚疾患に対する塗るCBDや塗るカンナビノイドの有効性は有望です。


皮膚疾患に関するCBDなどのカンナビノイドの研究は現在も発展途上ではありますが、有意な研究報告が多数あります。

少し専門的な話になるので、興味のない方は読み飛ばしてください。

なお、過去の記事「エンド・カンナビノイド・システムとは。」などを読めば理解できるようになっているので、気になる方は是非見てみてください。

ヒトの皮膚にある感覚神経や様々な種類の細胞にはカンナビノイド受容体が発現しており、表皮の恒常性維持の調節や痛みの感覚の調節、皮膚の炎症の調節、皮膚付属器の調節に関わるとされています。

すなわち、内因性カンナビノイドは痛みやかゆみ、表皮の恒常性、皮膚炎の促進と抑制に関連する機能があることがわかってきました。

皮膚疾患では、皮膚癌、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、皮膚が硬くなる強皮症、ニキビなどにおいても研究が進んでいます。

これらはカンナビノイドの皮膚への塗布が新しい治療手段になる可能性を示唆しています。


塗布に関してもカンナビノイドごとに効果の差があることでしょう。

CBDはTHCなどと比べると刺激性が低く、皮脂腺の活動を抑え、抗炎症作用や抗菌作用を示すため、ニキビの治療に有望であり、乾燥の予防にも期待されています。

このことを考えると、CBDは乾燥して痒くなる前の予防や悪化の抑制には使えるかもしれません。

しかし、すでに痒くなって悪化したデリケートな部位には期待ほどの効果は出ないのかもしれません。

とはいえ、濃度や希釈剤の種類、組成など、効果に及ぼしうる様々な要因があるため、なかなか個人のみでは判断するのが難しいのが現状です。

今後、また新しいことがわかったら、まとめてみます。


ここまで見ていただき、ありがとうございました!

参考書籍