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CBDオイルとは。その効果の感想と日本での使用、安全性に関して解説。


こんにちは。ロキ(@rokiroki_univ)です。

今回はCBDオイルとは何か、安全性や効果はどのようなものか、などに関して解説していきたいと思います。

以下の内容を順に解説します。

本記事での内容

●CBDオイルとは。日本での使用や安全性・副作用について。

●うつ病経験者の私がCBDオイルを試した感想と効果について。

●世界中でマリファナの合法化が進む理由と海外でのCBD学術研究報告。

●結局、CBDオイルってぶっちゃけどうなのか。

CBDオイルとは。日本での使用や安全性・副作用について。

 CBD(cannabidiol)オイルとは一般的には大麻草(マリファナ)から抽出したものをいいます。

CBDは、違法ドラッグのような興奮作用なども全くありませんし、現在、日本でもサプリメントとして合法的に販売されているものです。


そもそも、日本で禁じられている「大麻」に関する法律では

「大麻草の葉と花穂(花冠)とその製品が禁止されており、麻の茎および種子それら由来の製品は除外される」

とされています。

今回、解説するCBDオイルは栄養補助食品として販売されているものであり、麻の種と茎のみを取り分けて抽出、分離、精製している商品のため、違法にはなりません。

陶酔作用があるといわれている成分THCは除去されているので、「ハイ」になるようなこともなく、安心してサプリメントとして利用できます。

ロキ
まあ、フグも毒を抜いて食ってるしな。

※なお、THCは医療用途として利用できる可能性が示されており、用法用量によっては副作用は大きな問題にならないと指摘する専門家も多くいます。

CBDは次のような症状に効く可能性があるといわれています。

「拒食症 悪液質 胃腸病 吐き気 糖尿病 クーロン病 不安障害 ADHD ストレス うつ 強迫性障害 PTSD 憂鬱 てんかん けいれん 多発性硬化症 けいれん性麻痺 骨粗しょう症 筋萎縮性側索硬化症 高血圧 緑内障 筋萎縮症 がん 偏頭痛 幻肢 脊椎損傷 線維筋痛症 不眠症 痛み 関節炎 炎症」

引用:『GREEN RUSH 高城剛』

…かなりすごいですね。

ざっくりですが、ここまであると衝撃的です。

私がCBDオイルを試した感想と効果について。

 ここでは、実際に私がCBDオイルを試した率直な感想を言います。

あくまで個人的な感想ですが、結論から言うと驚くほど鬱の症状が緩和されました。

そして、多くの人に共通していることでもあるのですが、朝が本当にすっきり起きられるようになりました。

視界が明るくなるのも特徴的な効果なのかもしれません。まぶたが重く、だるい時に効果的に感じました。

では、「心配性」である私がCBDオイルを始めようと決断できた理由をこれから詳しくお話します。

まずはCBDオイルの可能性やその信ぴょう性・信頼性を確認するために、海外の学術論文や大麻事情も含めてCBDに関する情報を調査しました。

世界中でマリファナの合法化が進む理由と海外でのCBD学術研究報告。

アメリカをはじめとする多くの先進国で医療用マリファナや嗜好用マリファナの合法化が進んでいるのは安全性などに関する研究が進んできているためです。

実際にマリファナ(Marijuana)は、カフェイン(Caffeine)やニコチン(Nicotine)、アルコール(Alcohol)などよりも依存性(Dependence)や離脱症状(Withdrawal)が低く、耐性(Tolerance)も付きにくいため、摂取量が増えにくいという研究結果も報告されています。これは以下の図のヘニングフィールド博士による報告で有名です。

Dr. Jack E. Henningfield, Ph.D. for NIDA. Reported by: Philip J. Hilts, Aug. 2, 1994 New York Times, “Is Nicotine Addictive? It Depends on Whose Criteria You Use.

 

上のグラフをわかりやすくしたのが以下の表です。

※数字が大きいほど強い。
・依存性:薬の使用を止められない状態になること。
・離脱症状:運用している薬物を断った時に禁断症状が現れること。
・耐性:長期の使用によって、同じ効果を得るために摂取量が増えていくこと。
・切望感:精神依存を意味する。
・陶酔性:気持ちよく酔う状態で、その結果、本人や社会に及ぼす害の程度。

品種改良した大麻草である「ヘンプ」から抽出されたCBD(cannabidiol)オイルに関しては特に、THCという「ハイ」になる成分がほとんど含有されていないので、上のグラフや表にあるIntoxication(陶酔性)のような項目もカフェインのように低くなるといえます。

WHOの報告書でもCBDは、依存性や乱用の危険性を示さなかったと述べられています。

※なお、ふつう大麻の過剰摂取で死ぬことはなく、その前に眠ってしまうと言われています。

軽い睡眠障害から精神疾患まで、症状の改善効果が認められている。

さらに、CBDオイルの研究は現在も進んでおり、うつ病や睡眠障害、不安障害などの精神疾患に対する改善効果も報告されています。
参考文献)Cannabis and Cannabinoid Research 2017, 2(1),139-154.
https://doi.org/10.1089/can.2016.0034

最近では、CBDの継続的な利用により不安に対して持続的な改善効果が得られたという研究報告があったり、CBDの利用はアルコール依存症に対する薬物療法にもなりうるとの報告もありました。
参考文献)
Perm J. 2019, 23, 18–041.
doi:10.7812/TPP/18-041
Alcohol clinical experimental research 2019, 43(4), 550-563.
https://doi.org/10.1111/acer.13964

 しかし、これらのような精神疾患におけるCBDオイルの臨床研究では特にデータが不足しているようであり、今後もヒトの臨床研究によるデータの蓄積が必要だともいわれています。

だからこそ大きな可能性を秘めており、非常に注目されているのです。

癌やてんかん発作などへの効果 。

また、CBDは様々な重病の治療薬としても注目されています。

有名な話として、癌の進行を遅らせる効果の可能性も報告されています。
参考文献)
BJCP 2013, 75, 303-312.
doi.org/10.1111/j.1365-2125.2012.04298.x

他にも、てんかん発作を大きく抑制する結果も報告されています。
参考文献)N. Engl. J. Med. 2017, 376, 2011-2020.
DOI: 10.1056/NEJMoa1611618

このように医療用にも様々な効果が認められてきており、今後もさらなる臨床研究データの蓄積や法体制の整備などが進められていくと考えられます。

結局、CBDオイルってぶっちゃけどうなの?

 日本では歴史的背景などにより法規制が厳しく敷かれてしまい、マリファナに対して多くの誤解が広がり、他国のように研究が進みませんでした。

しかし、世界では様々な臨床研究が今まさに行われており、今後さらに拡大していくと考えられます。

実際にCBDオイルに関して調べてみると、その効果においてあらゆるところで優位な研究結果が報告されていました。

そういった背景を受けて、私はCBDオイルを試してみる価値があると思ったのです。

最初は

ロキ
こわいなあ。禁断症状とか出たらどうしよw。てかほんまに効くんか?

と思ってました。

ですが、実際に試した結果、控えめに言っても有益な効果を実感できました。しかも、少し試してみて嫌ならすぐやめられます。

また、依存性は全く感じられません。正直、カフェインやアルコール、タバコ等のほうが深刻だと感じます。

ただし、値段はやはりまだお高めですね。私が購入したものは500mg含有されていて7000円程度。これは輸入の必要がある等、いろいろな理由があるとは思いますが、それでも試してみて良かったと思いました。

また、睡眠障害や不安などで悩んでいる方にもおすすめです。しかも重い症状でないなら少量ずつの利用でも十分なので、月当たりの値段に換算すると案外安値になることもあります。

ちなみに私は6.6%濃度のCBDオイルを購入しました。

ロキ
ネットで注文したら、実際に翌日配達で翌日に届いたで~。

この濃度であれば、最初は1滴使用するだけでも効果がありました。※1滴のCBD含有量は濃度によります。※効果には個人差があります。

ですが、濃度の薄いものから試したいという方は、より低濃度の商品にしましょう。

以下の記事も参考にしてみてください。↓

様々な濃度のCBDオイルがありますので、自分に合ったものを見つけてみてください。個人的には3%か5%か6.6%あたりのものがおすすめです。

値段に関しては、今後さらに規制が緩和されていき市場が拡大していくに従って安くなっていく可能性はありますが、日本で浸透するには時間がかかると思うので、すぐには値段は下がらないと思います。

さらに、CBDについて詳しく知りたいという方のために、以下のリンク先で網羅的にまとめているので、参考にしてみてください。↓
【CBDについて】その特徴と歴史を徹底解説|ロキ – CBDカウンセリング|note


なお、詳しいCBDオイルの使い方や服用記録は別で記事にしていますので、よかったらそちらも参照ください。↓